奇天烈倶楽部その1           「岡本太郎と原榮三郎に奇天烈を学ぼう!」開催しました。

 夏休みも最後の8月31日、本来なら8月11日に開催するはずが、大雨のために順延となっていた「奇天烈倶楽部その1 岡本太郎と原榮三郎に奇天烈を学ぼう!」を開催しました。 
 記念堂クラブのア・リコーダー400によるリコーダーアンサンブルで「奇天烈大百科」のテーマソング「お料理行進曲」で始まった「奇天烈倶楽部」、いよいよスタートです!
 まずは、タイトルとなった「奇天烈とは何だろう?」の答えを探して、有田工業高校デザイン科3年の山口咲季さんと坂本友珠華さんが、夏休みに研究した成果を発表。岡本太郎と原榮三郎、二人の芸術家の生い立ちから作品などを紹介しました。有田に深い縁があること、共に自分の芸術に強いこだわりを持って信念を曲げなかった点などを伝えてくれました。
 そして今回のワークショップの始まりです。佐賀大学芸術地域デザイン学部教授の土屋貴哉先生による「変」をテーマにしたレクチャーとレッスン、既成概念に囚われないものの見方や考え方を教えてもらいました。
 参加者は、テーブルいっぱいに並んだ「見慣れた物体」を使って、想定外の使い方を体現し、その意外性が放つ面白さを楽しみました。 
 「奇天烈って何だろう?」の問いに土屋先生は、「分からない!分からないことは決してネガティブなことではない。分かろうとする過程をポジティブに楽しむことが大切。」と答えられました。うーん、深い。奇天烈への旅、次へ行ってみよう!
 土屋先生、有工の皆さん、参加者の皆さんありがとうございました。