ピアノの祭典

12月23日の天皇誕生日、今年最後のコンサートとなる「ピアノで楽しむ午後~3人のピアニストとともに」を開催しました。
今年20周年を迎えた炎の博記念堂、同じく20歳となった記念堂の2台のピアノの音色を地域の皆様に楽しんでいただくために、地元有田出身のピアニスト栗田みなみさん、お隣伊万里出身の曽我彩子さん、徳田千佳子さんに、いろいろなスタイルのピアノ音楽を披露していただきました。
トップバッターは栗田みなみさん、ショパンの協奏曲やノクターンを真正面から堂々と聞かせてくれます。ゲストの北風紘子さん(ソプラノ)との共演も楽しかったです。
二人目は、曽我彩子さん、ピアノの歴史話を交えながら、バロックからロマン派までの作品を優雅に紹介してくれました。曽我さんのゲストは親友の良永季美枝さん(ヴァイオリン)。息の合った演奏で、酔わせてくれました。

そしてトリは徳田千佳子さん。長年共演したかったという弟子の松田桂子さんとの2台のピアノデュオ。ロシアの作品やガ―シュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を華やかに魅せていただきました。歌のゲスト深川めい子さんの颯爽としたステージも格好良かったです。

アンコールは3人が楽しそうに連弾。ピアノの魅力満載のステージを締めくくってもらいました。

さて、2017年のイベントもこれで終了。ご協力いただいた皆様、出演者の皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願いいたします。