LCPとの秋
有田焼創業400年を記念した、炎の博記念堂におけるコンサートのために、ドイツからルードヴィヒチェンバープレイヤーズ(LCP)がやってきました。
ドイツの名門オーケストラで演奏しながら、ソリストとしても大活躍の彼らが過ごした有田での2日間を完全リポート!
10月17日(月)10:30
有田工業高校の片隅にある有工会館。
3か所に分かれてLCPによる有工吹奏楽部へのレッスンが行われました。
プロによるレッスン、しかも言葉が分からないという緊張感の中で始まりましたが、 音楽に国境はない の言葉通り、音だけの世界で、気持ちが通じ合うレッスンとなりました。
演奏する時の姿勢から呼吸法などの基礎から音楽の創り方まで、LCPメンバーの笑顔と大きな心が生徒たちに及ぼした力は、計り知れないものとなったことでしょう。
メンバーの一人は、「若い世代は吸収力がある。ちょっとしたことですぐに上達した。」と褒めてましたよ。生徒の一人も、「すごいレッスンだった。音楽の方向性が240度変わった」と発言。240度の前はどこを向いていたのかな、と不思議に思ったことでした。