まちなかミニコンサート、開催しました 其の弐〜今右衛門窯

風は強いけど陽射しは暖かい。そんな春を思わせる2月9日の火曜日。
アントネッロの濱田芳通さん(リコーダー)と西山まりえさん(チェンバロ)をお招きして、
炎の博記念堂 有田焼創業400年事業
リコーダーとともに 第3弾 まちなかミニコンサート
を開催しました。

1日で町内3カ所を巡るなかなかハードなこのコンサート。
14:00からは今右衛門窯で始まりました。

磁器の里有田のシンボルのひとつ、赤絵町。
江戸時代からの伝統を受け継ぐ国の重要無形文化財保持団体、それが今右衛門窯。その窯の前がコンサート会場です。
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炭を燃やす良い香りに包まれて、集まった工場の方々、御近所や通りすがりの観光客の前で、まさに有田焼と音楽の歴史を感じるコンサートが展開されていきます。
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終演後はさすが職人集団の面々。楽器の構造などに興味津々。
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調律師加屋野氏自慢のチェンバロのふたに描かれた文字の意味にも注目。
ラテン語で、
「勝利は努力する者を好む」
「自然は裏切らない」
この言葉にもうなずく人が多くいました。
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演奏家のお二人はお二人で、有田焼を代表する窯に興味津々。
好奇心を満たし、次の会場へと向かっていきました。