まちなかミニコンサート、開催しました 其の壱〜棚田館
風は強いけど陽射しは暖かい。そんな春を思わせる2月9日の火曜日。
アントネッロの濱田芳通さん(リコーダー)と西山まりえさん(チェンバロ)をお招きして、
炎の博記念堂 有田焼創業400年事業
「 リコーダーともに」 第3弾 まちなかミニコンサート
を開催しました。
1日で町内3カ所を巡るなかなかハードなこのコンサート。
まずは棚田館で、11:00からスタートしました。
有田町岳地区の「棚田館」。そこから見渡す景色は「日本の棚田百選」にも選ばれた絶景です。
もちろん初めて訪れた演奏家お二人と調律師の加屋野さんは、
「いったいどこへ連れて行かれるのか…」と目をシロクロ。
しかしそこで待っていたのは、日頃は農作業で忙しい平均年齢70歳?のお兄さんとお姉さん。そして町内の保育園児の合わせて50名以上の笑顔。
演奏が始まると、日本の農村の丸太小屋がドイツの宮殿へと姿を変えていきます。
普段滅多に聞くことのない音楽。そして見たことのない楽器の音色にお客様は大喜び。
そして最後はお二人の伴奏による「ふるさと」の合唱でおひらき。
お客様の熱いおもてなしに、普段のコンサートよりも緊張したと冷や汗の濱田さん。しかし、コンサートの後、婦人会手づくりの豚汁や混ぜご飯、ぼたもちに舌鼓をうち大喜び。エネルギーを充填して、次の会場へと向かっていきました。