遅ればせながら12月8日の映画のことを…
国本忠臣蔵の熱気冷めやらぬ12月8日(日)、
記念堂名画シアター・木下惠介生誕100年記念
「はじまりのみち」「二十四の瞳」上映会を開催いたしました。
日本を代表する名監督木下惠介。
その作品ひとつひとつが昭和の日本人の心に寄り添い、
時にはともに悲しみ、時には共に喜び、
映画という媒体を通り越した存在感を放っていることは誰もが知るところです。
その作品が生まれるまでの木下本人がたどった道をテーマに、
今年公開された原恵一監督作品「はじまりのみち」。
そして木下惠介の代表作中の代表作「二十四の瞳」。
この映画を大画面で再び見たいと駆け付けたオールドファンの方々は、
ハンカチを握りしめてスクリーンを見つめていました。
奇しくも太平洋戦争開戦の日である12月8日。
この日たった一日とはいえ、記念堂の中で昭和という時代に戻って、
皆様と一緒に泣いて笑えたことに感謝でいっぱいです。
ご来場いただき、本当にありがとうございました。
また、当日はホワイエにてカレー及び喫茶の提供をしてくださった三木会の皆様、
トロットロの牛すじカレー、とてもおいしかったです。
また、ロビーを革製品やお花で飾っていただいた地元女性作家の皆様、
美しい世界をありがとうございました。