結成20年の響き
令和5年10月9日(月祝)14時から、トリオアコードコンサートを開催しました。
トリオアコードは、ヴァイオリンの白井圭さん、ピアノの津田裕也さん、チェロの門脇大樹さんの大学同級生3人によるピアノ三重奏団で今年結成20周年を迎えました。
モーツァルトの軽快な4番のトリオから始まり、
暗くて救いようのない(ヴァイオリンの白井さん曰く)シューマンの3番のトリオ、
そして苦しみから歓喜へ導かれるメンデルスゾーンのトリオまで、
時には繊細に、時には大胆に、何よりも3人の息がぴったりの名演で楽しませていただきました。
結成20年の記念のコンサートツアーのファイナルとなった今回、音楽の上で同じ言語を持つ仲間(白井さん曰く)による、まさにアコード(調和)のとれた絶妙のアンサンブルを、目の当たりにしました。さらに年月を重ねた30周年の頃にはどんな進化を見せてもらえるのでしょう。楽しみにしていますよ。
コンサート前日の8日(日)17時からは、有田町の先人たちが子供たちに贈った有田小学校にある「ドイツから来たピアノ」によるミニコンサートを開催し、地域の方々や子供たち、そして97歳になるシードマイヤー社製のピアノを楽しませてくれました。