龍山フィルムとアコーディオンと
8月20日、夏の終わりの日曜日、「ひびきあうひび vol.8~青木龍山フィルム トーク&コンサート」を開催しました。
有田を、日本を代表する陶芸家・青木龍山さんが遺した自身制作のフィルム作品の上映、ゆかりの方々によるお話、そして龍山さんが愛したアコーディオンのコンサートと、盛りだくさんの内容でしたが、全体を貫くテーマは「家族愛」。偉業を支えたのは家族の協力と愛情だったと改めて思いをしました。
そして、この日のもう一つの主役は、古びてしまって音が出ないと思っていた愛用のアコーディオン。演奏者の新井武人さんが息を吹き込むと、懐かしい音色が「小雨の丘」を奏でてくれました。さては龍山さん、自分も一緒に楽しみたくて、ステージに遊びに来たのかな。
「芸術活動にとって大事なことはすべてに感動する心」と言っていた龍山さん。感動のお手伝いが出来るよう記念堂も頑張ります。ご協力いただいた関係者、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。