青木龍山先生の様々な魅力を探る~青木龍山フィルムトーク&コンサート

 今年のひびきあうひびシリーズは、有田が誇る陶芸家・青木龍山先生の陶芸以外の魅力に迫ります。迫力ある黒天目の作品で佐賀で初めての文化勲章を受章した龍山先生ですが、若かりし頃は多摩美術大学で油絵を学び、映画会社で写真撮影を経験し、自らはアコーディオンを演奏しながら地元でバンド活動をするという多彩な面をお持ちでした。そういった経験が、作品づくりに影響したといっても過言ではないでしょう。芸術には「感動する心」が大切だと、生前良く仰っていたようです。                            
 今回は、龍山先生自ら脚本を書き、メガホンを取った短編映画を3本を上映し、先生を良く知る方々に、先生の素顔を語ってもらいます。更には、先生が愛したアコーディオンの調べを楽しみます。演奏は、福岡を中心に活躍するアコーディオン奏者の新井武人さん。ロビーでは先生が愛用したカメラや絵画作品、アコーディオン、そして貴重な作品が皆様の訪れをお待ちしています。                                  青木龍山の魅力再発見。どうぞお楽しみに。

ひびきあうひび vol.8 青木龍山フィルムトーク&コンサート
令和5年8月20日()13:30~開場 14:00~開演
焱の博記念堂文化ホール
入場料無料
トークショー出演者:
・鈴田由紀夫(佐賀県立九州陶磁文化館館長)
・馬場九洲夫(真右エ門窯)
・青木敦子(青木清高氏夫人)
コンサート出演者:
・新井武人(アコーディオン奏者)