夏だ!お化けだ!カツベンだ!公演報告
お盆間近の8月11日、「夏だ!お化けだ!カツベンだ!活弁映画の世界」を開催しました。
弁士として世界各地で活躍する片岡一郎さん、ピアニストの上屋安由美さんによる懐かしくも新しい活弁映画の世界、昔を知っているオールドファンから、アニメを目当ての子供たちまで、幅広い世代のお客様が来場されました。
「お菊さん」がお皿を失くす「播州皿屋敷」では、ちゃんとお皿は有田焼と言っていただけたし、「動絵狐狸健引き」では、可愛い動物のお化けになごみ、上映100周年を迎える「吸血鬼ノスフェラトゥ」では、異形の主人公を含む登場人物の声の使い分けに感動し、映像と声による新しい芸術表現を堪能したのでありました。
日本独自の「活弁」という伝統文化が、もっと身近に楽しめる場があれば良いなと思った次第であります。
片岡さん、上屋さん、来場されたお客様、ありがとうございました。