命の不思議に満ちた昆虫の世界

10月10日(土)、たつじんにマナブvol.15「昆虫写真家・栗林慧の昆虫の世界~虫の目で見てみよう~」を開催しました。

当日は、霧のような雨が降り続くすっきりしない天気でしたが、たくさんのお客様にご来場いただきました。

13時30分からの栗林慧先生の講演会には、何十年も前からファンだという大人から、昆虫が大好きなお子さんまで、幅広い世代の方が参加されていました。

講演では、栗林さんが昆虫を撮影するようになった経緯や、特に栗林さんの興味をとらえて離さないアリについて、その生態や世界の様々なアリについて、たくさんの写真を交えながらお話しいただきました。

まだ誰も見たことのないような写真を、と40年以上追及し続けて、今なおその情熱が衰えることを知らない栗林さんの姿勢そのものに、皆さん感動されていたようです。

そして、講演会後、本当にたくさんの方からのサインなどにも一人一人丁寧に応じてくださっているのが印象的でした。

その後は昆虫写真ワークショップ。外は小雨で風が強かったため、屋内で実施しました。事前に予約いただいた親子連れや、一般の参加者、あわせて約40名が集まりました。

基本的なカメラの持ち方や、昆虫への近づき方などを栗林さんに直接教えてもらいながら、皆さん楽しそうに、一生懸命、昆虫と向き合って撮影していました。

今回のイベントは、なんと炎の博記念堂としては今年度最初の自主事業でした。春からの新型コロナウイルス感染拡大により、上半期に予定していた全ての事業は延期や中止になりましたが、感染防止対策を行って、ようやくの開催となりました。

ご来場いただいた皆様には、検温、手指消毒、チェックリストの記入など、お手数をおかけしておりますが、皆様のご協力により、大きな問題もなく、まずは無事に終えることが出来ました。

本当にありがとうございました。

そして、栗林先生とスタッフの皆様、貴重な機会をいただきまして、本当にありがとうございました。

 

なお、11/2(月)からの一週間、有田ケーブルテレビで当日の模様が放映されています。有田町、山内町の方はぜひご覧ください。