LCPとの秋 その3~記念堂でのメインコンサート

前回の更新から少し合間が開いてしまいましたが、LCP(ルードヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ)の有田コンサートの様子を報告いたします。

秋晴れの10月17日、今右衛門窯で職人技に魅入り、おいしいそばを堪能したLCPのご一行、充実した気分でいよいよメインコンサートの本番です。
ホールのロビーではマイセン友好協会の協力で、有田とドイツ・マイセン市の友好の歴史もパネル展示がお出迎え。ホワイエではカフェひびきさんのおいしいコーヒーもお待ちしていました。

J・シュトラウスの「こうもり」序曲で開幕。演奏が始まるやいなや、聴衆を一瞬でウィーンの華やかな舞踏会へいざないます。
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ブランの七重奏曲を経て、R・シュトラウスの名曲「ティル・オイレンシュピーゲル」。聞きなれたオリジナルと違い、管楽器中心のアレンジで、ホルンのヴィブフラーさん、ファゴットのドネヴェーグさん、クラリネットのアルトマンさんの妙技が堪能できました。
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そして彼らの真骨頂ベートーヴェンの七重奏曲。名づけ親の曲だけあって、思いのこもった熱演で、客席も大熱狂で迎えてくださいました。
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コンサート後のCD販売では、興奮も冷めやらぬお客様が長蛇の列となり、LCPのメンバーにサインをもらっていました。
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久しぶりのクラシックコンサートで、久しぶりの有田公演のチェロの横坂源さん、バロック様式の記念堂文化ホールも本領発揮で大喜びの夜でした。

LCPの皆さん、ご来場のお客様、ステージを飾ってくださったRIREさん、いつもおいしいコーヒーのカフェひびきさん、有田マイセン友好協会のみなさん、本当にありがとうございました。