春がそこまで
3月に入って早くも10日を過ぎ、鶯が慣れない声で歌い始めました。
忙しさを理由にコンサート情報も途切れがちとなりましたが、皆様のおかげをもちまして、この一ヶ月炎の博記念堂では「良い音」が満ちあふれていました。
2月11日の「アントネッロコンサート 有田焼と音楽と2」では、アントネッロの皆さんのいつもながらの活き活きとした音楽と、彌勒忠史さんの美しいカウンターテナーがお客様を興奮の渦に巻き込みました。
2月27・28日の有田ピアチェーレ主催のミュージカル「おさい2016」ではリハーサル期間から本公演の期間中有田の子供たちの元気な声が満ちあふれていました。
我らがアリコーダー400は3月5日に行われた新有田町施行10周年記念「未来を奏でる音楽祭」に出演するため2月に続いて”たつじん”濱田芳通先生のレッスンを受けて本番ではたつじんと共演するという快挙を果たしました。
もちろん、たつじん始め一流のプロの演奏家による音楽は素晴らしく、それらに触れることは無上の喜びであります。しかしコンサート開催日だけじゃなくてもホールのあちこちで子供たちの元気な声やリコーダーの音が響き合うことは、また違った喜びを味わうことが出来て、これからの記念堂の在り方のひとつの方向が見えてきたようにも思います。
これからも公園の鶯の歌声にも負けない美しい音をホールに響かせられるよう様々な工夫に取り組んでいきますので、ご来場いただくお客様、関係者の皆様、どうぞよろしくお願いします。