春がすぐそこまで ~二月のコンサートを終えて その1
♪春は名のみの風の寒さや…
ことさら寒かった二月でした。
「子どものためのコンサート」と「曽我彩子ピアノトリオコンサート 春のあしおと」を
開催した16日の日曜日は、風はやや強かったものの、朝から良い天気に恵まれ、
大勢のお客様にコンサートを楽しんでいただくことができました。
まずは14時からホワイエで行われた「ひびきあうひびvol.3 子どものためのコンサート」。
前半は音楽療法士の長田有子(おさだゆうこ)さんによる音楽体験でした。
アメリカ・バークリ音楽大学出身の長田さんのジャジーなリズムのピアノに合わせたリズム打ちや、iPadのアプリをスクリーンに映し出し、それに合わせて歌ったり手をたたいたりと、子どもだけでなく大人も楽しみながら参加していただきました。
後半は、曽我彩子(そがあやこ)さんのピアノ、
中西弾(なかにしダン)さんのヴァイオリン、
田村朋弘(たむらともひろ)さんのチェロ、
このトリオによる「世界の音楽を楽しもう」のコーナーでは、みなさん一度は聞き覚えのある古今東西の名曲の生演奏を、目の前でたっぷりと鑑賞しました。
そのあとは特別ゲスト・セラミーが参加しての有田焼400年を記念して作られたセラミーダンス。ピアノトリオの生演奏でのセラミーダンスは原曲とはまた違った魅力あふれる曲となり、町内の幼稚園の先生や園児も一緒に踊ったりして大盛り上がり。
そして最後にみんなで「小さな世界」を歌ってお開きになりました。
体験することと鑑賞することで、楽しみながら親子で参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。小さい時から音楽に触れることの大切さ、ともに大切にしていきましょうね。