第6回コンサート
舘野 泉 ピアノリサイタル
〜 緑 ひかり ひびきあう 〜


2005年5月13日(金) 18:00開場 19:00開演

日時/平成17年5月13日(金) 18:00開場 19:00開演
会場/炎の博記念堂 文化ホール
料金/
 一般 3,500円(当日 4,000円)
 学生 1,000円(高校生以下 当日1,500円)

主 催/コンチェルトグロッソ
後 援/佐賀県 佐賀県文化団体協議会 有田町教育委員会
     西有田町教育委員会 NHK佐賀放送局

ステージアレンジ/
 


当日の様子は、上の写真からどうぞ。
コンチェルトグロッソ第6回コンサートは、

音楽に対する深い愛情を、透明なピアノの音に聴かせてくださる、舘野泉氏のリサイタルでした。
新緑の季節を迎えた有田に、響き渡った音色。
みなさまに、存分にお楽しみいただけたことと思います。

舘野泉さんに深く感謝いたします。
また、お越しいただいた観客のみなさまにもお礼申し上げます。
ありがとうございました。
      
↑当日お配りプログラムは上からどうぞ。
曲目
1.バッハ/シャコンヌ(ブラームス編)
2.左手のための2つの小品 Op.9
              /スクリャービン
   前奏曲
   ノクターン

3.タピオラ幻景 Op.92(舘野泉に捧げる)
              /吉松隆
   光のヴィネット
   森のジーグ
   水のパヴァーヌ
   鳥たちのコンマ
   風のトッカータ

      ・・・ 休憩 ・・・

4.小泉八雲の「怪談」によるバラードII
  Op.127(舘野泉に捧げる)/ノルドグレン
   振袖火事
   衝立の女
   忠五郎の話

5.ピアノのための第三組曲より/シュールホフ
   前奏曲
   アリア
   ツィンガラ(ジプシー)
   インプロヴィゼーション

舘野泉/たてのいずみ

1936年東京生まれ。60年東京芸術大学を首席で卒業。64年よりヘルシンキ在住。68年メシアン・コンクー ル第2位。同年よりフィンランド国立音楽院シベリウス・アカデミーの教授をつとめる。81年以降、フィンランド政府の終身芸術家給与を受けて演奏生活に専念し、今日にいたる。96年日本と諸外国との友好親善への貢献に対し、外務大臣表彰受賞。
これまでに、日本と北欧5カ国をはじめ、欧米、豪州、ロシア、アジア諸国、中近東の各国で3000回を超えるコンサートをおこない、その温かく、人間味あふれる演奏によって、世界のあらゆる地域の聴衆に深い感動を与えている。多彩なレパートリーを誇り、持ち前の情熱的で美しい音色を生かした演奏は音楽への愛情で溢れている。
リリースされているCDはすでに100枚に近く、いずれのアルバムも世界中の、幅広い層の聴衆の熱い支持をえている。 純度の高い、透明な抒情を紡ぎだす、この孤高の鍵盤詩人は、2001年に演奏生活40周年を迎え、それを記念して各地でリサイタルを行ったが、その翌年、脳溢血で倒れ右半身不随となる。2年半に及ぶ苦闘の日々を不屈の精神でのりきって、左手による演奏会で復帰をはたす。命の水脈をたどるようにして取り組んだ左手による作品は、静かに燃える愛情に裏打ちされ、聴く人の心に忘れがたい刻印を残す。  
日本の、クラシックのアーティストとしては初めての、そして最も長続きしている「ファンクラブ」を各地に持つ。  福島県原町市民文化会館名誉館長。オウルンサロ(フィンランド)音楽祭音楽監督。

最新アルバム:
風のしるし・オッフェルトリウム (エイベックス)


著書: ひまわりの海 (求龍堂)


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